トイプードルの医療事情。。。セカンドオピニオンのお勧め(実例)

4. 10万頭に1頭の病気

     足と鼻の周りの皮膚がただれ、、B獣医さんに行きましたが、改善が見られないのでK獣医さんに
     行った所、これは10万頭に1頭の珍しい病気で完治はしないが、以前にも診たことがあるので
     任して欲しいと言われたそうです。
     その後、K獣医さんからステロイドを服用され、2週間後には何事も無かったように完治しました。

完治しない病気がそう簡単に完治しません。
難しい病名を吹っかけ、再来さそうとする手段のようです

この獣医さんは鳥の骨を食べた子も開腹手術しようとしましたが、セカンドオピニオンの他の獣医さんにて何事も無く消化されでてきました

目的  医療関係、飼い主様を悪く言うつもりはありません。過去の実例を踏まえ、事故を未然に
     防ぐ為に少しでも参考になればと思い書かせていただきました。

1.パテラ   宮城県で2頭目のプードルを我家から購入されたお客様の件です。

       1頭目にペットショップから購入されたプードル君がA病院でパテラグレード4(一番重症)
       と診断され、次ぎは手術だと言われご相談を受けました。

       手術の前にもう一件セカンドオピニオンが必要と思い、仙台では外科に強いT病院を紹介
       いたし診断の結果、たいした事は無い、グレード2、サプリで様子を見ましょうと診断され、緑茶
       成分のサプリを継続し服用したところ、足もあげる事も無くなり元気になっております。

 パテラはトイプードル犬種に多い病気ですが、捻挫でもパテラと診断する獣医さんもおられます。
 また手術の場合でも、8万から15万位とおもいますが、医者によっては25から30万かかる獣医さんも
 いるようです。
 仮に、手術が必要と言われた場合は、外科に強い獣医さんのセカンドオピニオンは100%必要です。
 手術も難しい手術で無く、経験豊富な獣医さんでしたら完治も早いです。
 飼い主様はリハビリが大変ですが、2ヶ月後には普通に歩けるようにあります。
 
パテラにならない為にも特に成長期には筋肉強化、足の滑らない環境作りも大事になってくると思います
     

5.   ドッグラン、ドッグカフェの注意事項

     都会のあるドッグランでのことですが、雨水が溜まっており、それを飲んだワンチャンが2.3日後
     下痢、嘔吐の症状が2.3頭にでました。
     うち1頭は血便が続き3日入院し開放に向かいました。

病原菌をもったおしっこが雨水に溜まり、集団感染と思われます。

このような話は、ドッグラン、ドッグカフェではよくあるようですが
時として急性膵炎、急性肝炎にいたり長期にわたり食事改善まで至るケースもあります

衛生環境は飼い主様の目で確認してください。

2.  胃腸炎を異物混入(手術)と診断  生後100日の子の件です。

   生後100日の子が下痢と嘔吐で病院にいくと、先生は異物混入と決めつけバリウムを飲ませ
   レントゲンを撮りましたが、形跡も無いのに、明日までまって異物が出ないと開腹手術を行うと言われ
   飼い主様から連絡を頂きました。
   お話をきくと24時間近く何も口にしておらず、その獣医jからは一切食べさすなと言われたそうです。
   
   この話をすぐに顧問の獣医さんに話した所、まずは何も食べて無いので低血糖になるから、砂糖水を
   飲ませなさいと言われ連絡し、飲ませましたら少し元気になり、その後食欲も出てきました。

   翌日に他の獣医さんにセカンドオピニオンを受けに行きましたら、胃腸炎と診断され処置を受けたら、
   すぐに元気を取り戻しました。

この例は極端な獣医さんのお話ですが、私が以前かかった獣医さんは顕微鏡で腸内細菌も識別出来ません
でした、犬の場合、免疫力が落ちた時や、ホルモンバランスが崩れた時に、腸内細菌(悪玉)が増え下痢、
嘔吐の場合も多々あります。
成犬なら体力もありますが、子犬の場合は処置、スピードを間違えば命とりになります

     

3.  膀胱炎を放置すると膀胱結石に繋がります

   生後5ヶ月で血尿があり、生理が来たと思い獣医さんに行きましたら、そういう子もあると言われました。
   その後おしっこも頻繁になりおかしいと感じながらも、獣医に行くと躾が出来てないと叱られると思い
   2ヶ月放置し、獣医さんに再度見てもらうと膀胱に石が数個確認され手術となりました。
   獣医さんは最初から石を持ってたとのお話のようです。
   またその獣医さんはその後、ご飯はZD(アレルギー用)を与えたそうです。
   
膀胱結石は遺伝しません、普通は5.6歳に多い病気で食生活、水、ストレスから影響があると言われております。
膀胱炎を放置すると細菌が核となり結石になる事例も多くあります。膀胱炎を見逃さずに早期処置をすれば
避けられてた可能性は高いと思われます。
躾もトイレが出来なかったからと叱り過ぎると、おしっこを我慢し過ぎて膀胱炎になり易くなります。
幼少期(生後60日位)から結石が出来てる事はまずありません。
膀胱炎、結石になると、再発しやすいので注意が必要です。

6.   お産について

    可愛い我が子の赤ちゃんが欲しいと思われている飼い主様は多いと思います。しかしお産はママ犬に
    とっては命がけで危険と隣り合わせです。
    犬のお産は簡単と思われている飼い主様も多くおられますが、実際は違います 
    経験豊富なブリーダーでも失敗の例は多くあります。
    私は飼い主様のお産は決してお勧めいたしません。


理由として、お産は母、赤ちゃん、ブリーダーの連帯作業です。出産までの日々の観察力、状況把握、経験
が必要です。
異常があった場合は、スピード、決断を間違うと、赤ちゃんは勿論ママも亡くす事になります。
ママ犬は妊娠の過度のストレスにより、脱色や体調不良も見られます。

赤ちゃんが無事に生まれても、授乳管理、体重管理も毎日何回も必要です。異常を早期に発見し
俊足で臨機応変な体制、経験により事故を防ぐケースが多々あります。

獣医さんにつきましては、24時間連絡が取れる関係の構築、またお産の経験が多い獣医さんが絶対条件に
なります。(実際経験のある獣医さんの方が少ないです)

また安易な交配でのスタンダードの低下、生まれた子を最後まで自分で観れるかどうか?
安易な交配で保健所に行く子も増加しているのが現状です。

 飼い主様が我が子の事を考えて、よくよく検討してください