ちょっと美味しいお話



このコーナーは 最近何かと悪徳ブリーダー、ドクター、無責任な飼い主の話題が多いですが すばらしい飼い主、ドクター、
ブリーダーのも数多くおられます お話を載せて行きたいと思います。



  1/25日動物病院で

  年齢のわからないMIX君のお話です。

  3年前に保健所のに連れて行かれる直前に今の飼い主さんに保護をされたそうです。
  何歳かは はっきりとわかりません。
  ずっと 野良犬だったらしく 人間になれるまではとても時間が掛かったそうです。
  首輪をしては 噛んではずし 何回も脱走したそうです。
  脱走しても いつも数時間後には戻ってきたそうです。

  来てから 数ヵ月後 朝ごはんをあげましたら 半分を残しまたいつもの様に脱走したそうです。

  すると 1時間後に 明らかに野良とわかる犬と一緒に戻ってきました。
  そして その犬に自分のご飯の残りを食べさせたそうです。
  この行動が数回続いたそうです。
  おなかを空かしている友のわんちゃんを呼んで来て食べさせたのでしょうね

  いじらしい情の深さには感激しました。

  





1.素晴らしい飼い主さん(埼玉発)

わたしの師匠のブリーダーさんが いつも行く動物病院の待合室での話です。
ブリーダーさんは 病気のワンチャンを院長先生に診てもらうために待っておりました すると
部屋の端に アプリコットのプードルちゃんと飼い主の若い女性が座っており あまりにも可愛いのでそばにより声を
かけました。
最初はなかなか お話をしてくれませんでしたが 徐々にこの子の病気と購入の経緯についてお話してくれました。

この仔との出会いは 会社のそばのペットショップだそうです アプリの仔が入り 気になり毎日見てましたが大人しく
寝ている事が多かったそうです。
ある日 その仔がケージから見えなくなり 売れちゃったのかなと思っていましたら 次の日にはおりましたが、元気が
なく 頭も上げられない状態でした 心配になり 店員さんに聞いてみると 以前から体は弱く心配していたが昨日に
お客さんの所に行ったが戻ってきた、治る見込みの無い病気なので近日中に処分するとの言われ、その場でこの仔を
躊躇なく引き取ったそうです。
この仔の病気ですが てんかん、頚椎に異常、アレルギー、パテラ、で当初は頭も上げられなかったそうです。
今は2歳になりましたが お薬でてんかんも落着き 激しい運動は出来ませんが お散歩も出来るように回復したそうです。
とにかく 命を救いたい一心で毎日マッサージ、食事療法に獣医さんの指導を基に専念したそうです。
大変ですが この仔の笑顔で癒されますので幸せです。この子との出会いは運命だと思います一秒一分でも長生きして
欲しい一緒の時間を大切にしたいのです


飼い主さんの愛情を一杯もらって元気になったのでしょうね 

1.素晴らしいブリーダーさんと獣医さん(埼玉発)


これは知り合いのブリーダーさんのお話です。その人はどちらかと言うとこの世界は派閥しがらみが物を言う
異質な世界ですが 属さずにポリシーのしっかりした一匹狼のブリーダーさんのお話です。
生後40日の出産した子の一人が 足がおぼつかないので見てみましたら膝に異常がみつかりました。
仲の良いブリーダーに相談すると うちはそのような場合は早いうちに処分するよと言われました。
しかし 今まで自分の手で命を絶ったこともなくまたする気もありません
可愛い顔で此方を見る仕草 何とかやることだけしてみようと腕のいい獣医さんの院長先生に相談に行きました。
院長先生にこの子を最後まで面倒みますので 何とか救う事は出来ないでしょうか、お願いしますと
知らないままに涙声になりお話したそうです。
院長先生は 手術はしてみますが これは僕らも初めてのケースです成功するかわかりません成功しても
ブリーダーさんの根気がいるリハビリが必要ですよ でもとにかくやってみましょう
その日忙しいのにも関わらず先生は手術の時間を晩の11時から翌日の2時までやってくれました。
その後無事に手術は成功し先生は一言 今回は僕たちを初心の動機(命の大切さ)を振り返させてくれました
こんなに新鮮な気持ちに戻れたのは久し振りです
と言い手術代も取ってくれなかったそうです。

今でも ブリーダーさんはリハビリに頑張っております。